Vanity FairよりThe Thriller Diaries~ [book]
ヴァニティ・フェア2010年6月号The Thriller Diaries
Vanity Fairといえば、マイケルが表紙に何度かなっている有名な雑誌ですが、



この号はあのエリザベス・テイラーの表紙でそれだけで手にとってしまいそうなのです。
そしてこの号にはマイケルに関する記事が載っていますので、それをちょっとご紹介します。
(ちょっと前のものなので、ごらんになった方はごめんなさい。本当は全部載せたいですが、ポイント部分だけ載せます。)
(後ろの方にはリズの特集が・・・。これも面白かったです。)
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■この記事ではジャーナリスト、Nancy Griffin が、マイケル・ジャクソンがビデオ「スリラー」を撮影していた時に彼女がその同じ現場にいたことについて回想しています。
マイケルが仕事をじかに観察していたか、そして監督のジョン・ランディスや共演のオーラ・レイ(あの女性の方)、レコード会社の重役、振付師たちなどやコラボレーターたちへのインタビューをしています。
そこには、不安と孤独が彼の中にあり、25歳でまだ家族と暮らしていた頃、マイケルが抱えていた家族の問題は撮影中の関係者にも痛々しいほど明らかでした。
ランディスや他のクルーたちは父と子の度々の対立を目撃していたそうです。

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(父親とコンプレックス)
「ランディスがジャクソン家のねじれた力関係の中に巻き込まれたのは一度ではありません。
ある晩、父ジョセフと母キャサリンがスリラーのセットを訪れた際のことをランディスは振り返ります。
ランディス:
『マイケルは私にジョーを追い出すように言ったんです。
彼(マイケル)はこう言いました、"父に帰るよう言ってくれませんか? ”と。
だから私はジャクソン氏の所に行って、”ジャクソンさん、すみませんが・・・・・”と言いました。
”あなたは誰だ?”
”私はジョン・ランディスです。監督をしてます。”
”ふむ、私はジョー・ジャクソンだが・・・。私はしたいようにする。ここに居たいんだがね”。
私は言いました、
”もしお帰りいただけないようなら、セキュリティにあなたを連れ出すように言わなければなりませんが”』。
ランディスは警官にジョー・ジャクソンをセットの外へ連れ出させました。
父親と距離を置くというのはマイケル・ジャクソンの生涯のテーマでした。
(それを象徴するエピソード)
彼は、epicが『スリラー』を後押しするために作った沢山のプロモーション用品を承認する必要があったのですが、ある日、同社のアート部門のものを呼んで、自分の子供の頃の有名な写真の鼻を直せるかどうか女性ディレクターに訊ねたといいます。
I want you to slim the wings of my nose
『小鼻を小さくして欲しいんだ』とマイケルは彼女に言いました。
『オーケー、だけどなぜ?マイケル』
Every time I look at that photograph I think I look like my father.
『父のように見えるのがイヤなんだ。あの写真を見ると、父に似てるといつも思うんだよ』
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In "The Thriller Diaries," Griffin observed Jackson at work firsthand, at the height of his career and then went back to interview key aides and collaborators like video director John Landis, co-star Ola Ray, record executives and choreographers. The result is a poignant reflection of a man for whom all the talent in the world couldn’t ward off insecurities and loneliness. Still living at home at age 25, Jackson’s problems with his family were painfully apparent to others during the shoot. Landis and other crew members witnessed the frequent clashes between father and son. Griffin writes,
"More than once Landis found himself caught up in the twisted dynamics of the Jackson family. One night when Joseph and Katherine Jackson visited the set, the director recalls, “Michael asked me to have Joe removed. He said, ‘Would you please ask my father to leave?’ So I go over to Mr. Jackson. ‘Mr. Jackson, I’m sorry, but can you please … ?’ ‘Who are you?’ ‘I’m John Landis. I’m directing this.’ ‘Well, I’m Joe Jackson. I do what I please, and I want to be here.’ I said, ‘I’ll have to ask security to remove you if you don’t leave now.’” Landis had a policeman escort Joe Jackson off the set.
Distancing himself from his father was a theme in Michael Jackson’s life. He had to approve the reams of promotional materials that Epic generated to support “Thriller,” and one day he called the record label’s art department and asked an art director if she could retouch his nose on a famous photo of him as a child. “I want you to slim the wings of my nose,” Jackson told her. “O.K., but why, Michael?” she asked, and tried to reassure him that his face looked fine just the way it was. “I don’t want to look like my father,” Jackson replied. “Every time I look at that photograph I think I look like my father.
(子供のような天才)

沢山のファンと膨大な富と名声を手に入れたマイケルですが、その一方で、とても孤独な、典型的なスターの生活とは似ても似つかぬ生活を送っていました。
「ジョージ・フォルシーの13歳の息子ライアン君が、打ち合わせのためにジャクソン家を父に連れられて来た時、
マイケルは大人達の中で、退屈していた子供のような振る舞いを見せました。マイケルはライアンにいろいろみせて周りました。
二人はラマにエサをやり、フロッガーというゲームで遊んだり、
庭でおもちゃのT型フォード(?)を運転して遊んでいました。
ライアン:
『マイケルは25歳でしたが、13歳だったと言ってもいいかもしれません』
『精神面ではマイケルは12歳か15歳くらい遅れていました。
彼は精神的に私と同じ歳だったので、私と遊ぶことができたのですよ』
(性に対する関心)
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「スリラー」のコラボレーターたちは、性に対する子供のようなナイーブさ、と表現して彼の性的関心について感じ取っていました。
スリラーで振付を手伝っていたヴィンス・パターソンは、ジャクソンがよく性に関する無知な質問をストレートに彼にしていたと語っています。
「単純な、生物学的な、無知の12歳がするような質問でした。」
「僕はマイケルに性欲があるように見えたことはないんだ。彼はいつも性や性的な事に興味がないように見えました。
そういう人いますよね、。。
僕は彼が持つダイナミックなそして刺激的でパワーのある感覚をそのことでは感じたことが無かったんです。
僕が会った人の中で彼のような人はいないよ。
社会的には未熟な一方で、彼は創造の天才だったよ・・・。」
(オーラ・レイの回想)

オーラ・レイはマイケルとの純粋で、シャイで はしゃぎまわるような彼のことを笑いながら話しました。
“I won’t say that I’ve seen him in his birthday suit but close enough, Because he was shy, she tried not to scare him by coming on too strong. ”
「彼が内気だったので、何か強く言ったりして彼をこわがらせないようにしました。
私が話す時は、彼が安心するように。
“What we had was such like a little kindergarten thing going on. I thought it was important for him to be around someone who would make him feel comfortable and that was my main objective.”
まるで小さい幼稚園生に対するようなものでした。」
「私の役割は、彼に快適であると感じさせて、他の誰かから彼を守ることでした」
※そのほかにも、マイケルが3日間も自分の部屋に鍵をかけて出てこなくなり、ジョンランディス監督がマネージャーのビルとエンシノの自宅でドアをこじ開けて中に入ったら、マイケルが横たわっていて、彼は何にも食べていなかった。その後医者を呼んだというお話などいろいろ・・・。
(本文は10ページに渡って特集されてます。)
こうやってみると、ピーターパンを思い出しますね。
周囲が驚くような創造の天才だけれど、一方で子供のような無邪気さや大人の年齢からいったら無知ともいえる部分もある。これがマイケルの音楽の中にもみれる多面性に繋がっていくのかもしれないですね。
"When George Folsey’s son, Ryan, 13, accompanied his father to meetings at the Jackson [family] home, Michael behaved like a kid who was bored hanging out with the adults, jumping up to show Ryan around. They would feed the llamas, play the video game Frogger, and drive toy Model T’s around the grounds. “Michael was 25, but I’d say that he was 13,” says Ryan. “Mentally, he was 12 to 15 years behind. He could relate to me because he was my age.”
Jackson's 'Thriller' collaborators would also gain some insight into his sexuality, describing something of a child-like naïveté about sex. Griffin writes,
"Vince Paterson, who helped with the choreography in “Thriller,” says that Jackson would ask him startlingly ignorant questions about sex—“simple, biological, stupid 12-year-old questions.” He adds, “I never saw Michael as a sexual creature. He was always sort of asexual to me—some people are like that. I never had one vibe, as dynamic and electric and powerful as he was. He was like nobody I had ever met in my life. On the one hand he was so socially retarded, and on the other hand he was a creative genius.”







こんにちは。
リズが表紙でマイケルの記事があっても、眺める事しか出来ない私にとって詳細に解説頂いて いつもの事ながらありがとうございます。
懐かしい~リチャードバードン と思いながら読んでましたら 段々と重たい気持ちになりました。
本当に純粋で邪気の無い人なんだと あらためて敬服しました。
前記載の「ゴースト」も私はかなり凹みますが・・・
やっぱり 地上に降りた天使だったのでしょうね。
自分が余りにも邪気が多すぎるもので・・情けない。
by nakatasan (2010-06-28 14:32)
マイケルは
ジョーパパから自立したかったんでしょうかね。
スリラーメイキング大好きです!
足をくすぐられたり、
逆さに持ち上げられたり
子供みたいにはしゃいで笑ってるマイケル
あの笑顔は永遠ですね。
by ram (2010-06-28 20:04)
mikaさん、こんばんは◎
マイケルのどの写真を見ても『守らなければ』という感情が沸き上がるのですが、オーラ・レイさん、守ってくれてたんですね。なんだか嬉しいです(*^-^*)
スリラーの現場は気を許せるような空間だったのでしょうか?そんな時、よそゆきでなくはしゃいだり、人によっては精神年齢少し下がったり。
スクーターのCMで初めてマイケルを見た印象はエレガントで大人っぽい!でした。なので本当に沢山の面を持っている人なんですねぇと思いました(^^)
ゴーストのダンス、背中に羽根持ってませんか!?位、軽やかですねぇ☆フリルのブラウスもすごく似合ってます☆≡
ゴーストのメッセージについては、マイケルが体験した事に比べれば、ずーっと小さい規模の話ですが、日常的に学校でも会社でも良く見掛けてきた気がします。集団で生きる人間につきまとう問題なのでしょうか…そんな話をマイケルとしてみたい。。。長々とお邪魔しましたm(__)m
by ピーマン (2010-06-29 00:01)
nakatasanへ
リチャード・バートンに触れてくれてありがたいです。(^^)
彼はリズとクレオパトラで共演してから仲良くなっちゃって、妻と離婚してまで結婚、しかもリズと2回。その後も確か結婚離婚を他の方と繰り返し・・・。スターというのはわかりませんね。。でも彼の作品はいいですよね。私も好きな俳優です。(^^)
この特集面白かったですよ。今だから語れる・・感があり、へぇーなところ多かったです。
by kachan (2010-06-30 12:42)
ramさんへ
本当にこのメイキングのマイケルは笑顔が素敵です。でも、このあと、栄光と注目、人生の中でピークと言われている時期を迎えるなんて思ってもなかったんでしょうね。
楽しそうですよね、ジョンランディスにつる下げられて、ごめんなさい、と誤るマイケルが可愛いですよねー。
by kachan (2010-06-30 12:57)
ピーマンさんへ
いつもありがとうございます。
最近のジョンランディスのインタビューでも彼は、マイケルのことをプロフェッショナルだったがまるで12歳の子供のようだった。と語ってました。
このころからマイケルの多面性というか、子供のような姿と仕事になると凄い完ぺき主義者で、常に良いものを求めるプロ意識なプロフェッショナルな姿が見れますね。
by kachan (2010-06-30 13:06)